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名刺を作り変えました。


ここ数年、滅多にマンガを読まなくなったのですが、最近になって幸村誠さん作「ヴィンランド・サガ」にハマりきっているよしたかです。こんばんは。11世紀初頭の北ヨーロッパを舞台にしたヴァイキングの漫画で、主人公の少年トルフィンはともかく、トールズやアシェラッドなどの中年親父キャラがシブすぎる!当時の生活習慣や風俗も細かく調べられて描かれており、まだ物語は序盤だろうというのに何度も読ませる内容の濃さがツボにはまりました。このクオリティを維持しつづけて欲しいものです。

さて本題。
「イラストレーターです!」と名乗ってから5年目になるわけですが、名刺が当時のままずーーっと同じものを使っていました。1千数百枚ほど消費したと思われるのですが、この名刺、今見返してみると「これでいいのか?」という感じがしてなりません。

以前から名刺を出したときの反応としては、

「わ~かわいい。この絵、ご本人さんですよね?」
「ほぅ・・・こんな絵を描かれてるんですか。え?これが自画像?ふぅん・・・」
「これ、似てねぇよ」
「あったかい雰囲気のイラストですね。あ、これご本人さんなんですか」

という感じで、賛否両論というより、「似てない」意見が圧倒的多数だったように感じます。(もともと特長の無い顔なんで似顔絵が描きづらいんです・・・)
しかも名刺というのは最初の大切なご挨拶だというのにこの仏頂面。これではいけない!とようやく気づき、このところ展示会などで大量消費して在庫も少ないことですし、名刺を一新することにしました。

いままでに頂いたイラストレーターさんの名刺というのは工夫に富んでいて面白いものが多く、近年一番おどろいたのはマイミクで僕と同じ雑誌でご活躍されているヨシムさんの名刺です。webにアップするわけにいかないのでお見せできないのが残念ですが、わずか91x55mmの小さな空間の中にびっしり詰め込まれたPOPな作品たち。その賑わいはもはや名刺の中に一つのギャラリーが誕生しているといっても過言ではなく、頂いたときの衝撃たるや忘れられるものではありません。

今回名刺を作成するにあたり、「パクろうかな・・・」という魅惑に駆られましたが、僕の控えめなどちらかというと勢いの少ない絵を詰め込んだところで、あの賑わいは出ず、やっぱりオリジナルでいこうということにしました。そこで完成したのがこれです。

仏頂面自画像から掛離れたイメージで、とりあえず「こんな絵描いてます」とか「こーゆー雰囲気な奴です」とか「ギターが好きなんですよ」とか「基本的にほのぼのタッチです」とかいうメッセージが伝わればいいかなぁと思って作成しました。今、印刷屋さんにデータを渡して納品待ち状態です。これを渡したときの反応が今から楽しみです。

ダンロップのポスター描きました。


少し前ですがダンロップさんのタイヤ交換の促進や安全点検の
ポスターイラストを描きました。
両方ともA1サイズです。
「ほのぼのイラスト描いてます!」が売り文句の僕に
「榎本さん、タイヤ描いて見ませんか・・・?」
とお話を下さったP社さんの意図はよくわかりませんが、
ありがたく仕事させて頂きました。

かなりデカいサイズでのタイヤ描写。
人生でここまで気合をいれてタイヤを描いたのは初めてでした。

雪のつまったスタッドレスタイヤの写真のアップをポスターにしたら
美観をそこねかねない出来になりそうだったので
いっそイラストで作ろうということだったそうですが、
納品後、クライアントさんからも気に入っていただけたようで
追加でトラックのイラストの追加も頂きました。

斜め上から見たトラックというのをあまり見た記憶がなかったので
そういうアングルで見えそうなところを探して写真を撮り
それを参考に描きました。
なかなかそういう場所がなく、やっとみつけた和歌山中央卸売市場にある
陸橋から車を停めてパチリ。

意識して見たのは初めてなので
「なるほど、10tトラックを上からみたらこういう風になっているのかー」
と新しい発見がありました。

今までやったことのない仕事でも、このように依頼されれば
なんとか期待に添えようといろいろ試し、
結果自分の仕事範囲が増えるのはいいことだと思います。

P社さん、今後も意外なご依頼、お待ちしております。

久しぶりの習作。


たまには仕事以外の絵も描いて
技術的な精進をせねば、と思い
久しぶりに昨日、仕事の合間に習作を描いて見ました。

バイオリン弾きの女性と
瞳を見つめる少年の絵です。

まえからバイオリン奏者の美しさに強く惹かれており
いつか描いて見たいなぁ、とは思っていたのですが
いざ試してみるとあんまりうまくいかないものですね。

少年のほうは、先日スーパーで見かけた小学生の
目がキレイだったのを思い出しながら描きました。(資料一切無し。。)

両方とも下書き1時間、着色1時間といったところです。

エッセイ追加しました。


趣味で小説サイト「Yoshitaka Novels」というサイトを
作っているのですが、そちらにエッセイを何点か追加しました。
まだ書きかけですが、「地方でなんとかやってます」という題の
エッセイでは、僕がイラストレーターになるに至ったプロセスなどを
書いて行こうと思います。
これからイラストレーターを目指される方で、何から始めたらいいか
わからない、とにかく情報や体験談が聞きたい!というような方の
参考にでもなれば幸いです。

田んぼにオットセイ。


昨年9月、埼玉県川越市で田んぼの中をさまよっているオットセイ
見つかったそうです。
ご存知の通りオットセイは海洋動物。
海に面していない田んぼに何用があって来たのかわかりませんが
専門家の話によると海面から陸上し、普通に道路をトコトコあるいて
田んぼまでたどり着いたと思われるとのこと。

衰弱が激しかったようですが、きちんと治療されて
昨日再び海に返されることになりまして、
その際に世話をしていた発見主と対面し、別れを惜しんでか
目から涙をこぼした、というほのぼのニュースがありまして
昨夜そのイラストを描きました。

オンエアで確認しましたが、殺伐としたニュースの中で
このほのぼのニュースがいい感じに挿入されており
視聴者の暗い気持ちを少しはやわらげられたのかなと思うと
やりがいを感じました。

いつも言ってることですが、明るいニュースが増えますようにと
祈るばかりです。

イラストレーション・ムーブ展


に、参加しました。
年に一回和歌山県下7箇所で行われるこの地方最大のイベントで
プロアマ含めて200数十点の作品があつまりました。
僕は五回目の参加です。

なかなかの力作ぞろいです。
僕は前回大学の卒業展に参加したときの作品を使い回しましたが
皆さんオリジナル作品で勝負されていて
見ごたえがありました。

巨大タペストリーの他にまちがい探しの絵を出品しまして
「8箇所あります。さがしてみてね」と書いておいたら
7箇所しか見つからないって皆言ってるんだけど・・・」
と主催者H氏に言われてびっくり。冷たい汗が流れましたが
ちゃんと確認したらやっぱり8箇所だったので安心しました。
皆さん、もうちょっと注意して探してみよう!!(※懸賞はでません)

写真で見ると閑古鳥の鳴き声が聞こえてきそうな雰囲気ですが
僕が見に行った間だけでも、結構小さいお子様からご年配の方まで
大勢見えられていました。
一応ブログに載せることを想定して人の居ない時を見計らって
撮影したのですが、それ故にこのような有様です
うーんなんか寂しい感じで逆効果だったかな・・・。

和歌山会場は今日で終りですが、まだ御坊会場、紀ノ川会場、
新宮会場、橋本会場がありますので、
お近くの方は是非お立ち寄りください。

イラストレーション・ムーブのHPはコチラ。ムーブ展の詳細はコチラです。

プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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