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布団の中で。


ダメなときは何をやってもダメだったりする。
こういうときは動かないほうがいいんだろうか。

フィリピン人の友人に「コブクロの蕾がとってもいい曲だよ」と
教えてもらった。聴いてみると僕好みのメロディーで、詞が胸に沁みる。
涙がでた。

買いためていた本を全部読みきってしまった。
最後に読んだのは田村裕の「ホームレス中学生」。
よく笑いのネタにしている幼少期の貧乏話を描いたエッセイだが
これがよく書けていて笑えて泣ける。最後のほうはポロポロ涙を零しながら読んだ。
この人は周りの人にすごく感謝しながら生きているんだなぁ。えらいなぁ。
素直にそう思った。

最近、きちんと人に感謝できているだろうか。
「ありがとう」とはよく口にするけれど、ちゃんと心を込めれているだろうか。
口先だけの空虚な言葉になっていないだろうか。

振り返ると悶絶するような自分の過去がある。
しらない間に道を踏み外していないか?
誰かの心を裏切ってはいないか?
人の気持ちをないがしろにしている自分はいないか?

聖人君子のようには生きられないけど、せめて人の優しさには敏感でいたい。
人の悪いところばかり目にしてしまう自分がいる。
人のごく一面だけで判断してしまう自分がいる。
たまに声を出して自分を戒める。

「違う、違う・・・そうじゃない・・・」

心から人に感謝したい。けれど、どうしたらいいのかわからない時がある。
こんな簡単なことがきちんと出来ずに思い悩むダメな自分を
布団にくるまりながら一人哀しむ16時。

はやく、風邪、治さなきゃ。

7日目にして早速効果が!


さあ出てきましたよ来たるべき結果が。
レコーディングダイエット開始わずか7日目にして、

体重  -1.2kg
体脂肪 -1%
ウエスト-2cm

です!!

・・・まあ、一時的なものかもしれませんが。
しかし、食品のカロリーを意識することで口にするものに対する意識が
かなり変わることは間違いないようです。逐一記述するのは、記録すること
自体が目的ではなく、自分の意識改革のための有効な手段と言えるでしょう。

ただ、漠然と
「あれ食べたいけど、太りそうだから我慢しなきゃ・・・うう、でも食べたい」
という苦しむダイエットではなく、
「あれを食べたら一日の摂取カロリーが目的数を大幅にオーバーしてしまう。
それは帳尻あわせのために後日皺寄せがくるから、
それならかわりにこれを食べよう。」
というような理詰めで理性を抑えられるのがいいところですね。

それに、本当にそれほど「我慢してる」と感じずに食事の量を減らせていると
感じます。今のところ平均摂取カロリーは1日1770kcalです。
最終目的が無理せず1500kcalにすることなので、そう遠くないのでは?!と
感じています。栄養も同時に考えながら、がんばって継続するぞー!


さて、話は変わりますが、先日法廷画家として取材を受けました。
映画「電車男」なども手がけられた助監督のQさんが、次回作で法廷シーンを
撮る予定だそうで、その取材をしたいということでした。

はるばる武蔵小金井まで来てもらい、ファミレスでお茶をしながらお話したのですが
その話の面白さにひとりテンション上がりまくりでした。
なるほど映画とはそういうふうに出来ていたのか!
ああいうシーンはそうやって撮っていたのか!
助監督ってそーゆーことまでやるんだ!
というような発見がたくさん。映画大好きなもので調子に乗って質問攻めです。
どっちが取材しているのやら。

Qさんは話上手聞き上手といった人で、法廷画に関することもずいぶん興味深く
聞いてくれてました。最後に「榎本さんよかったらエキストラで法廷絵師として
でてみませんか?僕から監督に話をつけますよ!」などと仰るではありませんか。
なんだか面白そうなので、「ぜひ~そんときはよろしくです(笑)」と応えたのですが
彼の顔が意外に真顔だったので、ひょっとしたらひょっとするかも。
どーなることやら。

ちなみにその映画とは日本とフランスと韓国の合作映画「TOKYO!」です。
オムニバス形式だそうで、企画書を読む限りとっても面白そう。公開が楽しみです。

本格ダイエット開始宣言。


とうとう自覚しなければならない時がきました。

僕はデブだと。

「いや~そんな風には見えないですよ」
「あんた太ってないって~」

妙に着やせする体型だから、そんな台詞に甘えて今まできましたが
体脂肪計からデジタルに突きつけられた残酷な現実は、僕の体内の
構造改革の必要性を深く訴えるものでした。多少の痛みを伴っても行動に移さねば。
野党(食欲)の声に耳を傾けている場合ではありません。

今までは飲みの席などで、「いや~僕、外食ばっかだからホント
太ってきちゃって大変ですよ~メタボ一歩手前?!みたいな(笑)」

などと調子に乗っていた僕ですが、先日なにげなく計ってみると
一歩手前どころか二、三歩先に進んでいるではありませんか!

風呂上りの自分の姿をまじまじと眺めるような趣味は僕には
ありませんが、そのショックから改めて前から横からまじまじ見てみるに、
このウエストの形状は「浮き輪」という物体を彷彿させるほどで、
体脂肪20%後半の脅威を改めて思い知りました。

僕に与えられた選択肢は二つ。この浮き輪状に膨れ上がった脂肪に
常時ボディペインティングして、飲みの席での一発芸
「いや~僕、実は四六時中浮き輪してないと落ち着かないんですよ~」
なんていいながら服をめくりあげて腹芸を披露する。一同爆笑。

もうひとつは脂肪を燃焼させて、スリムとまでは言わなくても
兎に角この浮き輪を完全に消滅させる。この二択です。

前者を選ぶくらいなら僕は死を選びますので、「痩せる」意外に選択肢が
無いわけですが、問題はその方法です。

何か痩せるいい方法は無いものか・・・ダイエット食品などの
お金を使わず、運動嫌いの僕が苦痛を感じるほどしんどくなく、
なるべく日常的な習慣の中に違和感なく組み込めて、継続が困難でなく経済的な・・・

などとあるはずもない妄想を巡らせながら本屋さんを歩いていると
一冊の本が目に入りました。

いつまでもデブと思うなよ

タイトルに惹かれて手に取ると、「ああ!この人知ってる!」
オタキングを自称する岡田斗司夫さんという方で、テレビでその激痩っぷりを
よく報道させていたのでした。しかし一年で50kgとはすごい。

しばらく立ち読みしていると、ひとつ気づきました。
「この人、文章がうまい・・・」
文章がうまい、とは文学的学術的に優れているという意味ではなく
単純に「つづきが知りたくなる」書き方ができているという意味です。

その足でレジまで行き、昨日は都内まで打ち合わせや営業に回っていたのですが
その電車の中で読破しました。よみやすく、面白く、強い説得力を持ち、
ユーモラスで所々笑えちゃったりする本で、いつもは退屈な移動時間や
待ち時間が実に楽しい時間となりました。

「太っていると損をする」
「デブは毎日太るための努力を行っている
「ハイリスク・ハイリターンなダイエット方法は、結局リバウンドする」
「強い意志力なんて自分に求めても駄目。そんなものがあるなら最初から太っていない

などが、著者の主な主張です。ならばどうすればよいのか?
そこで著者は「レコーディング・ダイエット」という方法を提案しています。

食べたものを逐一メモする。という単純な方法です。

それにより、どれとどれが無駄な食事か分かって、「自分が何故太っているのか」を
見つめなおすことが出来、そこを改善することで自然と痩せる。という論調です。

「強い意志力が要らないというわりに、毎日メモなんて面倒なことは意志力が
ないと無理なんじゃないのか・・・?」
とも思いますが、著者は「記録するのはやがて楽しくなってやめられない」といいます。

これは僕に向いているダイエット方法かもしれない!

僕はそう思いました。実は記録することや数値管理するのはもともと嫌いでは
ないのです。仕事が忙しくなった2005年の途中から、スケジュール管理のために
初めたメモが、今では完全に習慣化し、もう二年以上その日誰と会ったか、
それは何時何分から何時何分までか、その日はなんの仕事を納品したか、
どこへ食事にいったか、などの記録を毎日全て取っています。
これは自分の行動の把握に実に役立っており、見返すと楽しいので苦にもなりません。

それを食事に当てはめて記録すればいい、という話なわけです。
できる!これなら僕でもできるぞ!運動もしなくていいし、とりあえず食事制限も
する必要が無いといいます。経済的にもなんら痛手がありません。

そんなわけで昨日から初めて今日で二日目。
結果が出ればここで報告したいと思います。

・・・もし結果報告がいつまでたっても無い場合、その理由を僕に聞くのは控えてください。
それが人のやさしさというものです。

阿佐ヶ谷飲み会。


昨日、ライターの石田ゆうすけさんのお誘いで、ゆうすけさんの
ご友人である漫画家の神尾葉子さんと一緒に阿佐ヶ谷でお食事にいってきました。

ゆうすけさんは自転車で世界一周した体験を元に「行かずに死ねるか!」という
痛快な冒険作を書いた人物で、現在は小説を執筆中のライターの方です。
ご友人の神尾葉子さんは「花より男子」という少女漫画を描いた方で、残念ながら僕は一作も読んでないので名前くらいしか知りませんでしたが、初対面の印象は実に気さくで漫画家業を22年も続けられているとは思えないほど綺麗で素敵な女性でした。

19時に阿佐ヶ谷駅で待ち合わせしていますと、ゆうすけさんがひょっこり現れて
「よう!今日は変態居酒屋にいくぞ!」
と言うではありませんか。

変態居酒屋??

案内されるままに辿り着き、店内に入るとなるほど一目で納得。インテリアが変態です
鎧兜が脈絡無く飾られてあり、見たことも無いようなカエルがたくさん泳ぐ水槽がいくつもいくつも並んでおり、凧が連なって天井を埋め尽くし、飾られたシュールな絵画がまた洋だか和だかわからなくなる店内で、極めつけは何故か一人で永延しゃべり続ける喜劇役者のようなハイテンション親父(店長)。

とりあえずビールを乾杯して近況など語っていると、神尾さんが来られました。
本当にとても丁寧に挨拶してくださり、気さくでおっとりされており、初対面だというのにすごく親しみを感じました。(←一方的に
お会いする前は「漫画喫茶ででも行って事前に作品読んどいたほうがいいかなぁ」なんて思っていましたが、特にそういう話になるでもなく、文学談義に華が咲いたりしました。
唯一漫画の話で、「浦沢さんの映画的演出の巧みさや井上さんの描画能力は神」という点が僕と一致したのが嬉しかったです。
一応作品ファイルを持っていき、見てもらったのですが「可愛いですねぇ」とこれまた丁寧に最後まで見てくださり、褒めてくれたのも励みになりました。

いろいろ面白い話を伺ったのですが、あまり飲み会での会話内容をウェブにペラペラ語るのも悪趣味なので控えます。実に楽しい5時間でした。
こういう機会を下さったゆうすけさんに感謝です!

あと、この変態居酒屋、実に良心的な価格設定で且つ美味い。
店の正式名称を忘れちゃったのですが、道はたぶん覚えてるので、また是非足を運ぼうと思います。
オススメですよ阿佐ヶ谷の変態居酒屋。(←わからんて)

長渕ライブレポートとデカいたこやき。


先月29日、兄と大阪城ホールで行われた長渕剛のコンサートを見てきました。
長渕のライブは「空」以来5年ぶり、3回目です。
いやあ、熱い。実に元気な51歳の姿を見ることができました。
デビューから30年ということもあり、懐かしの曲が流れると
ホールがゆれるほどの大合唱が始まります。
曲の合間のシャウトのようなサービストーク、

「おおぉぉぉぉさかぁぁぁぁあああ!!!さいっっっっこうおおおお!!」
「「「「うおおおお!!!!ツヨシィィィイイイイ!!!」」」」


・・・あのノリは免疫の無い人が見たら新手の宗教団体のミサかなにかと
見まごうほどで、このファンの熱狂振りには毎度毎度圧倒されます。

叫ぶところは叫び、しんみり聴かせるところは聴かす。
そこはさすが長年の業が生きており、今回の最新アルバム
「Come on Stand up!」の中の一番のお気に入り曲、「レオ」が
演奏されなかったという点を除けば、実に楽しめる3時間でした。
それはそうと、久しぶりに兄と二人でなんば界隈を散策していたのですが
道頓堀のかに道楽をすぎたあたりで不意に兄が、
「ここらでデカいたこやき売ってる店があんねん」
といいます。

デカいたこやき。

まあ、ある程度想像つくのですが、大阪人である兄が大阪名物たこやきを
「デカい」と言うからにはそうとうでかいのだろうと思っていましたら、

本当にでかかったです。(推定直径8cm
一個200円だそうで。
ちょうど昼飯時だったこともあり、ちょっと食べたい気もしましたが、
あまり美味しくないような気もしてやめにしました。
兄も初見の時は「俺、最初見間違いかと思たわ」と言ってました。

お店の名前控えるの忘れちゃったナァと思い、今、検索したら
でてきました。お好み焼き店「門」だそうです。
このサイトの写真で見るとおいしそう!
今度道頓堀を歩くときの楽しみがひとつ増えました。

有り得ないような改悪。


mixiのデザインがリニューアルされるのは10日ほど前から告知されてましたが
そのサンプルサムネイルを見る限り、「絶対これは変えない方がいいだろ」と
思っていました。実際今日から新しいデザインが採用されましたが、酷いものです。
▲before
▲after

見づらいし、使いづらい。これは慣れれば済むというような話ではないと思います。
「改悪」と言い切れる根拠を以下に記すと、

無駄な空間が多すぎる。
■基調となるオレンジとメタリックなバーが全然調和できていない
■行間が無駄に広い。長い文章などの表示にはこの行間は見やすいだろうが
 最新書き込みなどの一覧やマイミクの名前表示などもいちいち広い
■白い部分を増やしたことで全体的にデザインのメリハリが無くなった。
■最新アルバム、などをビジュアルで示したのはいいが、文字が無くなり
 余計に伝わりづらい。しかも無駄な空間が多すぎ、全体的に縦に長くなった。
■日記などの表示幅が広くなった。改行などのバランスを取っていた過去の
 日記も問答無用で広い幅で表示されるのでバランスが悪くなってしまった。
■検索がしやすくなったというが、前のデザインでも別に検索しづらいことは
 なかった。トップにいきなりドでかい検索窓を設置するほどのことなのだろうか。
■全体的な線を細くしたのはスタイリッシュさを出したつもりだろうか。
 第二色覚異常者にも配慮された前のデザインのほうが確実に見やすい。
■総じて「薄いデザイン」になったため、右上や画面上部に表示される
 ドぎつい広告に対する違和感が強くなった

軽く上げるだけでもこれだけあります。
希望を言うなら、まだβ版で改善する意思があるらしいこと。

mixi大好きだから、よくなってくれるといいなぁ。

プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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