2008/04/11

風邪、完治しました。
ご心配おかけして申し訳ございませんでした。
一週間、一応毎日机に向かってましたが、体調不良のせいで効率も悪く
ろくに仕事が進みませんでしたので
これからまたがんばって巻き返したいと思います。
ちょっと妙なのですが
数ヶ月前に音楽が聴けなくなったことがありました。
聴けない、というのは、音楽がすっと心の中に入ってこないという状態なのです。
ちゃんと曲に聞こえるのですが、雑音を聞いているような感覚になってしまい
好きな楽曲を耳にしても不快感ばかり募るのです。
これにはしばらく悩まされました。
(ちなみに不思議と自分が奏でる音は雑音に感じませんでした)
しばらくする内に治って、普通に聴けるようになったのですが、
今またその症状が出始めてます。
むぅぅ・・・なんなんでしょうか。
一時治ったところをみると耳がおかしくなったわけではなさそうですし
神経か、精神か。
なんにしてもすぐまた治ることを祈ります。
そんなわけで、普段は仕事中は音楽を聴いていた僕ですが、
聴けない間はテレビをつけたり、ネットラジオを聴いたりしていました。
ラジオ局が主催しているネットラジオはもう何年も聞いているのですが
素人さんが個人で放送されているラジオを最近発見して
聴いて見るとこれがおもしろい。
素人さんながらいろいろ工夫してラジオを作っているのがわかります。
いくつかの番組を聴いて見たのですが、
中には当然ながら「あれ?」と思うのもあり
そんな中でアタリを見つけると嬉しくなるのでした。
そうしてネットラジオを聴いているうちに、
「これ、僕もやってみたいなぁ」
と思うようになりました。
単純に「おもしろそう」というのもありますが、
一人で仕事をしている身ですから、普段あまりにもしゃべらなさすぎて、
取引先からの電話がかかってきてもすぐ声が出なかったり、
友人と飲みにいったりして気分良くしゃべっていると、すぐ声がかれたりして
「もっと普段からしゃべらないとなぁ」と、ちょっと危機感を募らせていたのでした。
思い立ったが吉日です。
さっそく録音ソフトをインストールして、ラジオ用マイクを購入です。
なかなか奥が深い世界らしく、
「ノーマライズ」とか「イコライザー」とか「リバーブ」とか「コンプレッサー」などの
用語の意味を知るところからスタートです。
とりあえず、テスト録音。
普段話している声で、以前講演会を開いたときの原稿など
つらつらと読み上げてみました。
再生ボタンを押すと、聴きなれない自分の声がスピーカーから流れてきます。
「えええ!!??」
あの、30余年生きてきてなんですが、ここにきて初めて知りました。
僕、めっちゃめちゃ早口やん・・・・。 自分のしゃべり声を聴いた素直な印象としては、
「この人なに焦ってしゃべってるん?」
「語尾がはっきりしてない。ていうか次の会話に進むテンポ速すぎ」
「
とにかく何言ってんのか聞き取りづらい」
これはいけない。と素で思いました。それと同時に、
リアルに交友関係のある方々に申し訳無い気持ちでいっぱいになりました。
よく、こんな矢鱈目鱈な早口男とお付き合いしてくださいました・・・。
自分の事が一番判っているのが自分のつもりでしたが、
ジョハリの窓で言うところの「盲点の窓」でしょうか。
案外わかってないものですね。
そんなわけで、ラジオ始める云々の前に、自分の話術向上のための
訓練としてしばらくこの録音機材を使おうと思います。
このしゃべりのみっともなさは異常。正直ショックです。
でも、いまさらながらも気づいてよかったです。
今後人と話すときの注意点がわかりました。
これに気づかないとずっと早口でいたかと思うとゾっとします。
皆さんも自分の「普段話してる声」を録音してあとで聞いてみたら
新たな発見があるかもしれませんので、自分自身の客観性を高めたい方には
オススメの方法かもしれませんですよ。
映像も合わせて録ってみたら、
自分の知らない自分の癖とかも
新たに発見できそうですね。(自分の姿なんてあまり見たいものじゃないけど)