2010/10/30
【日記】韓国ソウルに行ってきました。
今月はじめ、思うところあってフラリと韓国へと旅立ってきました。旅立つといっても二泊三日なんですけど。
しかも一日目はホテルに付いたら日付変わってたっていう。
「夕方到着でもいいかなーこのプラン安いし」って思って決めたら
まさか飛行機の都合で深夜到着となるとは。実質一泊二日な気分。

ちなみに冒頭の「思うところ」っていうのは「近所のお気に入りの韓国焼肉屋「めお」と
本場の韓国料理はどれくらい違うんかな~?」程度の軽いノリだったりします。
空港到着から長々と順を追って書いても長くなるだけなので簡単に書くと
仁川(インチェン)空港から東大門(トンデムン)駅近くのホテルに向かい、
深夜ながら近所を散策して就寝。翌朝明洞(ミョンドン)へ向かって
アカスリ、ショッピングを楽しみ、昼食のあと南大門(ナンデムン)市場へ。
次の日は東大門と仁寺洞(インサドン)を散策して帰国。
短いながらもぎっしり充実した旅行となりました。というか、
予定をギチギチに詰め込んで疲れまくる典型的日本人旅行者のスケジュールですねコレ。
しかし、韓国は近いながらも初めての国。たった2.5時間のフライトで到着する国なのに
かなりのカルチャーショックが待っていましたよ。以下箇条書きにてお伝えします。

■屋台の量がハンパじゃない!
駅前いたるところに屋台があって、ちょこっとつまめるのがイイ!台北やバンコクを思わせます。
やきとりっぽい串焼や、ポテトを絡めたアメリカンドック?など、どれも美味しかったです。
■太った人をみかけない!
中年の方もスリム~普通体型の方が多く、日本ほどメタボリストは見かけませんでした。
■とにかく売り子が熱心!
いやーエネルギッシュです!明洞のコスメの売り方は圧倒されました。
あとこの街は一番日本語があふれてましたね。アジア恒例の変な日本語も見かけれて満足。
「ドリソワ&コーヒー専門店」とか。「ンとソ」「ツとシ」「クとワ」の間違いはお約束ですね。
韓国のり専門店の売り子のお兄さんも熱心で好感がもてました。日本語勉強中とのこと。
正直、聞き取りづらかったんですが、こっちの言うことは理解してくれてるし、
なにしろ一生懸命なんですよ。おみやげ店でここまで熱心な人は日本で見かけませんね。
■アカスリは死ぬほど痛い!
一度経験しておきたかったんですよ。まさかすっぽんぽんにされるとは思ってなかったですが
密室で上半身裸のおじさんとなんていうかアレですよ。ぎゃーとかいいながらザラザラした布で
全身くまなくマッサージ。三十路男が本気の悲鳴を上げましたね。仕上がりはつるつるで満足。
でも、もういいかな。人生初にして最後でいい。
■肌がキレイな人が多い!
若い子だけじゃなく、結構年配の方もつるつるした方が多いです。アカスリ効果でしょうかね。

■地下鉄の切符購入や案内がタッチパネル式。
路線図をタップして切符が買えるのはいいなーと思いました。けど、1回用交通カードだと「保証金」と
称して500w(35円)多めに支払い、改札を出たあと返還手続きしないといけないのが面倒でした。
なんでこんな制度なんだろう。
■男女とも声がデカい!
喧嘩してんのかな?と振り返ると普通に談笑してたり。デパートでトイレの個室に入ってるとき
ものすごい勢いで怒鳴ってる人たちが入ってきてヤバい!と思ったんだけど、普通に世間話ぽかった。
■反日感情は一切感じず。
ネットでは反日的な話題が多く見られるのですが、実際足を運んでみると、
まあ観光地しか行ってないこともあるんでしょうが、親切な人が多かったですよ。
明洞で歩き疲れて座っていると、見知らぬオモニが熱心に駅への道を教えてくれました。
まあ、駅から来たからわかってたんだけど、笑顔が素敵でしたよ。ええ。
そういえば東大門駅の構内で竹島のでっかい模型を見かけました。
■文化アピール力がスゴい!
仁寺洞は古い建物がそのまま残っている土地なんですが、小さい寺でも当時の人達の暮らしが
どうだったのかを蝋人形で再現していたり、とにかく観光客に自国の文化を伝えようという
心意気が強く伝わってきました。仁川空港でも李氏朝鮮時代の格好をした兵隊さんたちが
パレードをしていたり。旅行客がちょっとチマチョゴリを着て記念写真が撮れるブースがあったり。
ちょっとした工夫ですが、こういうサービスはいいですね。日本の羽田空港の新しい国際線では
どういう工夫がみられるのか今から楽しみです。
そんなところでしょうか。あ、あと冒頭の「思うところ」である焼肉はもう、なんていうか文句なしに
ウマかったです。ユッケを食べた瞬間など、あ、今ここで死んでもいい、と思えました。
ただ、どっちが勝ちとかってのは思わなかったですね。
結構いろいろ組み合わせとか出し方が違ったので、みんな違ってみんないい、みたいな。
あ、あと最後にひとつ。明洞で見かけたお粥の看板。

・・・まさかこの国の街中で井の頭五郎を見かけるとは。
そんなわけでスケジュールぎっしりの二泊三日(実質一泊二日)な旅でした。
また来ようと思います。ユッケを食べに!