2011/01/28
【日記】「世界ふれあい街歩き」について

NHKの「世界ふれあい街歩き」という番組が最近のお気に入りです。
今日見たのはチュニジア。
異国の街を淡々と歩きながら人々とのふれあいをカメラに収めてるだけの番組なのですが、
ちょっとした旅行気分を味わえます。
しかし、向こうの人は本当に気さくに話しかけてきますね。
子供の笑顔もとってもキレイです。
これが日本だったらどうだろう・・と考えてみます。
外国のテレビ番組で、カメラを持った外国人撮影クルーが渋谷や原宿を歩く。
子どもが「ハロー」とか声かけてくるでしょうか?
人々が「やあ、どこからきたんだい」とか質問してくるでしょうか。
まず、無いと思うんですよねぇ。
チュニジアの中年おじさんが額にバラを飾っていて、
「美しいだろう?人生はバラあってこそだ。
俺はこのスタイルが気に入っているんだよ。これが俺のスタイルなんだよ」
と語っていたのが印象的でした。
周りの人も指差して笑うような人もおらず。
これが日本だったら・・とかやっぱり考えてしまう。
この国は、「見知らぬ人に話しかける」という行動の敷居が異常に高い気がするんですよね。
なぜなんだろう。
もっと気軽に他人と挨拶や雑談ができたら、今よりも一期一会を大切にできそうな気がします。
この人に警戒しすぎる風習が、人々から大切なものを失わせていないでしょうか。
そんなことを考えながらも、同じマンションに住む住人とすれ違い様、
ボソッと聞こえるか聞こえないか程度の挨拶しかできない僕がいます。
日本を舞台にした「日本ふれあい街歩き」。みたいような、みたくないような。