2011/11/01

妻が唐突に「ジョーバがしたい」というので、
ロデオボーイ系のものがご所望なのかと思いきや、
普通にお馬さんに騎乗する乗馬でした。
そんなわけで埼玉県にある狭山乗馬センターに一日体験にいってきました。
乗馬なんて幼少期を除いてほぼ人生初です。
この乗馬センターは埼玉といっても都内からのアクセスもよく、
馬85頭を所有する武蔵野の豊かな自然に囲まれた乗馬クラブとのこと。
広報担当のポニーが花小金井駅に出張していたのを見た妻が
無料体験コースを申し込んだのでした。
お相手してくれたのはアルパチーノくん60歳。
人懐っこい性格のようでド素人の僕にも反応よく、とても乗り易かったです。
指導員の方が饒舌で話も面白かったのですが、乗る前に
「皆さん口をそろえておっしゃるんですよ!『乗ってみると思ったより高い!』って!
榎本さんもきっとそうおっしゃいますよ!」とか
「皆さん口をそろえて『傍目よりもずっと揺れて感じる!』っておっしゃるんですよー!」
とかずっと言ってるものですから、期待値が上がってしまって
さほど高いと思わなかったし、さほど揺れるとも思いませんでした。うーむ。
映画みるときに「めっちゃ面白いですよ!期待しててくださいよ!」
とか言われるのに似てる気がします。前情報は少ないほうがいい場合もありますね。
逆にいうと全く不安なく乗りこなせました。姿勢がいいと褒められてむふふふ。
たしかにスピードが少しあがると揺れの幅がハンパじゃなくなります。
タイミングが合わないと
股間がヤバい!手綱を引きながらポジションを直すわけにもいかず、タイミング合わせに一意専心しました。
乗馬時間は20~30分といったところでしょうか。

参加者は年配の方の姿が多く、60を過ぎて始められた方も少なくないとか。
親切に指導してくださるので、初めてでも不安なく「やや駆け足」まで進むことができました。
馬のリズムと自分のリズムがリンクしたときはなかなかの感動です。
指導員曰く、「乗馬は動物と人間がコラボできる唯一のスポーツなんですよ!」とのこと。
終了後は体験程度ではスポーツというほど筋肉も体力も使わなかったなぁと
妻と話しながら帰ったのですが、翌日は見事にふたりとも内ももが筋肉痛というオチ。

妻は動物だいっすき人間なので、馬に触れているだけでシアワセそうでした。
たしかにアルパチーノくんもさわり心地がよかったな。
会員にならないと複雑なことは体験できないそうです。
いつの日か趣味として始めるのもアリかなと思いました。運動不足解消にもなりそうですし。