2008/06/28
書籍が出版されました。

昨日はニュースの仕事で徹夜してましたが、ここにきてやっと仕事が一段落した感じです。今回の繁忙期も長かったなぁーと振り返って描いてきたイラストたちを眺めながらほっとため息をつきました。寝なければならないのですが、不思議と眠くなく、不眠症というほど大げさではないけれど、ちょっと健康に気を使わないなと思います。
その前に気分をリフレッシュ!と思い、車で10分たらずの映画館にいって上映終了間際の「ランボー最後の戦場」を見てきました。いやはや、実にランボーでした。
戦争映画大好きっ子の僕としては20年ぶりのランボー大活躍に血沸き肉踊らざるを得ません。ベトナム戦争の英雄ランボーはタイ北部で隠居生活をし、客を送り届けるボート屋さんを営んでいるのですが、ふとしたことからミャンマー(ビルマ)への危険な旅に巻き込まれます。タイ北部のミャンマー国境付近って・・・またそんな危険そうなところで隠居してるのも実にランボーですね。
ミャンマーは数十年間続く軍事政権が勝手に名乗った国名で、その非人道的政権への国際的非難から、旧国名であるビルマで呼ばれることが多いのですが、日本ではミャンマーを正式国名としているため、劇中で「Burma」という台詞が全て字幕で「ミャンマー」となっているあたりも注目すべきですが、どぎついのはミャンマー軍事政権の悪逆非道っぷり。1mmたりとも同情の余地のない鬼畜集団として描かれています。「007ダイ・アナザー・デイ」に描かれる北朝鮮がかわいく思えるほどです。
そんな悪いやつらを弓矢片手にばったばったと倒していく我らが
サイクロンの被災者が、どうしようもないくらい放置されている現状や、救援物資などが軍部によって横流しされている事実は事実として知り考える必要がありますが、ミャンマーの問題について語るとき、本作が一切なんの参考にもならないことを一応言っておきたいと思います。(あくまで娯楽映画ですからネ)

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