2012/07/30
【仕事】「社会人&学生のための大学・大学院選び」に取材記事が掲載されました。

7月25日にリクルートから出版されました
「社会人&学生のための大学・大学院選び・2013年度版」という書籍に、
5月末に東京事務所で受けた取材の記事が掲載されました。
社会人学生体験者が、自分の経験について語るコーナーで、
なぜかフジテレビアナウンサーから弁護士に転身された菊間千乃さんや
公共政策大学院での学びをステップに文京区長となられた成澤廣修さんと並んで
見開き2ページで紹介されていてびっくりです。

僕は2001年から2006年まで在籍していた
大阪芸術大学通信教育部で得たモノについて語っています。
スーパーリアルの技法で第一線で活躍していた野田教授からの指導や
レタリングについて学んだことで文字の美しさやその形が持つ意味についての
意識が変わったこと、美術史や工芸史を学ぶことでクリエーターとしての
自分の立ち位置や、歴史的な偉人たちが生み出した作品の文化的背景などを
知ることができた体験などを語りました。
気をつけたのは、「芸術大学に行ったら、プロのイラストレーターになれる」
という風に聞こえないように、言葉を選んだこと。
「勉強はどこでもできる」が持論です。
本を読めば先人たちの考えや思想が学べるし、築いてきた知識も得られる。
そしてその本は書店や図書館に一生かけても読めないほど存在しますし、
読書自体はトイレでだって可能ですから、
「大学にいかなければ勉強できない」ことは無いと思ってます。
かと言って大学の存在意義を疑問視しているわけではなく
あくまで大学は「数多くあるモノを学ぶ方法の一つ」と思うのです。
クリエイティブな職業において、「プロになる為にはまず大学に行かなければ!」
と必ずしも考える必要は無いし、何かを学ぶ上で最も大切なのはやはり
「学びたいと思う気持ち」の強さだと思うのですよね。
それを持って、学ぶひとつの方法として大学入学を選択するのは
全然アリだと思います。僕もそうでした。
その経験から個人的には、社会人になってから学生を始めたほうが、
自分に何が必要かが分かって得られるモノも多いんじゃないかなという気がします。
そんなわけで現在、社会人で「何かを学びたい気持ち」の強い方は、
本書を手にとってみられてはいかがでしょうか。
各種大学の概要や、社会人学生さんの体験談が104人分も掲載されていて、
ヤル気スイッチが入るかもですよ!!(←超宣伝ぽい)
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