2013/12/12
【仕事】TBSテレビ「朝ズバッ!」にちょこっと出演しました。

10月17日、首都圏連続不審死事件の被告人で、昨年死刑判決が下された木嶋佳苗の
控訴審が始まり、例によって法廷画を描いてきました。
高等裁判所に入るのは初めてです。といってもいつもと同じ建物内なのですが。
弁護側は一審の死刑判決は不当であると改めて無罪を主張し、
検察側は控訴棄却を求めるという内容。
いずれの事件も直接証拠がなく、状況証拠だけで有罪が認定されているのが不当か妥当か
という点が今回も争われる模様です。
1年半ぶりに見る木嶋被告人は前より少しやせたかなーと感じましたが
髪型もほとんど変わらず、外観の印象はあまり変わりませんでした。

で、裁判が終わった後、「榎本さん、ちょっとインタビュー受けてもらっていいかな?」と
担当ディレクター。被告人への印象を聞きたいとのことでした。「いいですよー」と僕。
収録は裁判所の前の歩道上で早速行われまして、
「傍聴席が気になるようで、チラチラ見てましたよー」とか「何度か目あっちゃいましたー」といった
特に何かの役に立つようなことも言えず、相変わらずの早口でグダグダになってしまったので、
「多分放送では使われないだろうな・・・」と思っていたら、翌日の放送にガッツリ使われいて仰天。

ちなみにお相手していただいたのは山元香里キャスター。お会いするのは二度目です。
とても明るくて話しやすい方でして、以前静岡の障碍者をターゲットにした悪質な詐欺事件で
目撃者の証言から似顔絵を描くという仕事をした時にご一緒したのですが、
あの放送後に犯人が捕まったと山元さんから教えていただき、
なにやら溜飲が下がる思いがしました。
僕の似顔絵が役立ったのかどうかまでは警察が情報を開示しないので分からないそうです。
なんにしてもよかったよかった。

今回はスタジオでも法廷画を使って山元さんが裁判の様子を解説してくださいました。
二審の判決時にはまたお会いすることになるかもです。
状況証拠だけで死刑が下せるのか否か、逆転無罪もありうる裁判ですので
今後の展開を注目したいところです。
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