2014/05/22
【仕事】NHK WORLD「imagine-nation」に出演しました。

NHK WORLDの「imagine-nation」という番組からオファーを頂き、出演しました。
クリエーターがインタビュー形式であれこれ語る番組形式ですが、
過去に出演された方がモンキー・パンチさんや沙村広明さん、高橋ツトムさんという
錚々たる方々だと聞いてびっくり。しかも180カ国で放送されるそうです。
なんで僕に声が掛かったのか不思議ではありますが、5月21日、無事放送を終えました。
スタジオは助手の千秋ホランさんと司会のニコラス・ペタスさんの隣にゲストの僕というレイアウトでした。
ニコラスさんは上の画像では小柄にみえるかもですが2mはあろうかという大男。※
僕のほうが座高たかく見えるのはモンゴロイドの悲哀というヤツですね。(単なる短足)
元ヘビー級キックボクサーで、K-1でも活躍された方だそうです。
掌も大きく厚く、握手をした僕の手がまるで子供の手のように感じました。
※あとで調べたら180cmだそうです。もっと大きく感じたのですが。

冒頭には紹介VTRも流れ、カッコよく編集してくださっていました。
ゲストのパーソナルな部分にもスポットをあてる番組だそうで、余暇の趣味はギターなんてことも紹介。
この写真は以前参加した三鷹大人の文化祭での一枚を使用していただきました。

普段の作品も法廷画からほのぼのタッチまで数点紹介。こういうのうれしいですね。

図らずもトコノクボも世界デビュー(?)ですよ。
聞けばディレクターの方が読んでくださっていて、それで僕に興味を持ってくださったのだそう。
ちなみに放送当時連載中だった「ボクノコバナシ」も「My Short Story」の名で紹介されました。
僕のコーナーが始まる前は小学館の裏サンデー特集でして、
すんごい画力の漫画がたくさん紹介されたあとでしたから、なんだか恐縮でした。

音声は英語吹替え(ボイスオーバー)となっており、僕がペラペラ英語で話してる風になってました。
会話が成り立っているように見えるのは司会のニコラスさん、ホラン千秋さんともに日本語ペラペラで、
英語の質問のあと日本語でも話してくれたからです。

何点かプレゼンボードに貼ったイラストをもっていってたのですが、こうして使って頂けました。
話しているのは、タッチをどのように使い分けているかや描画方法、特に力を入れたいのは
どの方向なのか?といった内容。
収録前に挨拶はしたものの、打ち合わせはほぼ皆無のまま撮影に挑んだわりには
まあなんとか綺麗にまとまった感じになってよかったです。

英語でなんかしゃべってる僕。チンプンカンプンなので自分で見ていておかしいです。
以上、5~6分のクリエーターインタビューコーナーでした。6時間置きに5回放送されたそうですよ。
番組趣旨は「エンターテイメント界を牽引するクリエーターへのインタビューを通じて、
日本の最先端技術、動向を世界の人々に伝える」ことらしいのですが、
とても役立った気がしませんです。逆に他にオススメしたい方が何人かちらほらと脳裏に。

放送前日(5月20日)に描いてたのはこんな絵↑だから、
確かに「日本の最先端」の「ネタ」を扱ってるとは言えるかもしれませんが・・・。

そういえば紹介VTRを作るのに仕事中の様子の写真が急ぎでほしいといわれ、
夜中にパジャマから普段着に着替えて撮ったモノを送ったのですが、
結局使われなかったぽいです。なのでこちらにアップして供養。
友人Hには「部屋で帽子はオカシイ」と言われましたが、スタジオのイメージと
合わそうと思ったからであって、普段から屋内でかぶってるわけじゃないです念のため。
そんなわけで、「エッセイ漫画を描いてwebにアップしていたらどういうわけか
180カ国に放送されるNHKの番組に出演することになりましたー」なお話でした。おしまい。
コメント