2018/03/22
【日記】汝に問う。いちごはやさいかくだものか。

先日、娘が「パパの一番好きなくだものはなあに?」と聞いてくるので「桃」と答えたら「そっか~はな(仮)の一番好きなくだものはね~いちご!」と返ってきたので「いちごは実は野菜なんだよ」と言うと目をまるくして驚いていました。木になるものが果物で地面から出た茎になるものは野菜です、と教えました。
ところが今日、幼稚園で友達に「いちごはやさいなんだよ」と話したところ、「なにいってるのはなちゃん、いちごが野菜なわけないでしょう。はなちゃんはまだ赤ちゃんだからなにもわかってないのね」と笑われてしまったらしく、しょんぼりして帰ってきまして。余計なこと教えちゃったかなぁ・・・と少し悩みました。
農林水産省の定義によると野菜とは田畑で作られる副食物で加工を前提としない「草本類」であり、果物とは数年にわたって収穫可能な永年生作物などの「木本類」とあるので、やはりいちごもスイカもメロンも「野菜」なんですが、これらは果実的野菜に分類され慣例的には「果物」と呼んでも誤りではない。
・・・と娘にも説明したのですが納得するわけもなく。
幼児向け絵本にも注釈なく「くだもの」としていちごが載っているので、ま、いいや娘よ忘れ給え、と思いましたが、この事実は小さな胸に深く刻まれてしまったようで、夕食時「野菜きちんと食べなさい」という妻に「あとでいちご食べるも~ん」などと返す娘でした。
妻から「もう~~パパ余計なこと教えないで!」と叱られたのは言うまでもなく・・・正しい知識を伝えることの難しさを思い知ったのでしたおしまい。